~虫歯と親知らず~
歯の健康は、全身の健康とも密接に関わっています。今日はその中でも、「虫歯」と「親知らず」についてご紹介します。歯のトラブルを未然に防ぐために欠かせない知識を共有します!
虫歯とは?
歯の表面に付着したプラークが、お食事などに含まれる糖分と結びついて酸を生成し、歯のエナメル質を溶かしている状態です。虫歯になったら痛みを感じると考える方も少なくはないとは思いますが、実は初期段階では痛みを感じにくく、虫歯になっていることに気付かない間に病気が進行していることがあります。
虫歯を予防するには?
虫歯が進行する前に発見し、治療することで歯の損傷を最小限に食い止めることためにも、早期発見・早期治療が重要です。普段から適切な歯磨き等のセルフケアを徹底し、虫歯の兆候が出ていないかのチェックと専用器具によるメンテナンスのために定期的に歯科検診に通う事がとても大切です。
親知らずとは?
最も後ろに位置する奥歯のことを指し、主に成人すると生えてくることがあります。この親知らずは、放っておくと歯並びに影響を及ぼしたり、痛みや腫れなどのトラブルを引き起こすことがあります、またそのメンテナンスのし辛さから虫歯になりやすい歯でもあります。
まとめ
親知らずの生え方や位置によっては、抜歯を検討することも少なくありません。特に親知らずが虫歯になってしまい、その虫歯が他の健康な歯に影響を及ぼす場合などには抜歯を推奨することがあります。しかし、親知らずだから必ず抜歯が必要という訳ではありません、まずは歯科医師に相談し、専門的なアドバイスを受けましょう。
日々の歯ブラシ・歯間ブラシ等のセルフメンテナンスから、フッ素の使用、糖分や間食を控えることが有効です、また自分では気が付きにくい虫歯を早い段階から見つけて治療するためにも定期的に歯科検診へと通う事がとても大切です。虫歯や親知らずについての知識を深め、適切なケアと専門家の指導によって、長く健やかな歯を保ち、あなた自身の健康を維持しましょう!